結局次の日もバレンシアは大雨。しかも恐らくこの旅3本の指に入る暴風雨だった。せっかくわざわざ高いバス代払って来たのでそれでも出掛ける。

期待していたバレンシア中央市場は、バルセロナのサンジョセップ市場みたいな食べ歩きに特化した場所ではなく、言ってみれば「普通の」市場だった。
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屋根があるので雨でもそれなりに楽しめたが、胃袋的には満たされなかった。
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1ユーロの生ハムパンと、1ユーロのフルーツジュースだけ飲んで退散。

そこから大雨の中2kmほど歩いてバスターミナルに翌日のマドリードに戻るバスの予約へ。この時点で靴はびしょ濡れ。無事チケットを購入後、無料で見学できるというバレンシア美術館へ向かう。この頃雨風は最大のピークに。以前ラトビアの大雨の時に購入したmade in Chinaの折り畳み傘は(まだ10回ほどしか活躍していないが)崩壊寸前。そしてほぼ全身びしょ濡れで、なんとか到着したバレンシア美術館は無常の臨時休館。何故。

もう雨でどうしようもないので、宿に戻る。
最終的に中国傘も崩壊してその短い天命を全うされました。ちーん。



翌日マドリードに戻る日。

見たことないくらい晴れた。
晴天のポカポカした気候の中、バスに4時間揺られマドリードへ帰ってきた。無念。
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さてここからリベンジ開始である。
早速マドリードの有名な市場、サンミゲル市場へ。
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一体どうしたことだ、このオシャレな外見は。
これは市場のジャンルに入るんでしょうか。
貧乏パッカーですけど中に入らせていただいても宜しいんでしょうか。
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恐る恐る中に入ると、中も中とてこれまたオシャレ。
「市場」というよりはオシャレなデパ地下の半分以上を立ち飲み屋にした感じの場所だ。

色とりどりの煌びやかな美食が其処此処に並ぶ。
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ショーウィンドウはまるで宝石箱のよう。
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我慢できずバルでピンチョスとレモンビールで乾杯。
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1つ2.5ユーロでまあまあ安いけど1人2個で止めておく。一応貧乏バックパッカーなので・・。しかしこれで食欲に火が付いてしまう。


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(主にモグネルのブログで)下調べしておいた、サンミゲル市場から徒歩5分ほどのマッシュルームの名店meson del champinonへ。
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これ。

シンプルな味付けながらもこれはほっぺた落ちた。
大きなマッシュルームが12個ついて7ユーロほど。
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合わせてこちらも注文。チョリソーの煮込んだ料理。こっちはビールがとても合いそう。飲んでませんがね。こちらも7ユーロくらい。

嫁は今日もチュロスを食べたそうにしていたが、さすがにちょっと散財が過ぎるということで本日はこれにて試合終了。


おしまい
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