スペインに来るだいぶ前から、スペインはご飯がめちゃくちゃおいしいと各方面から聞いていた。スペインでは、バルと呼ばれる居酒屋(バー)が町のいたるところにあり、タパス(小皿料理)をつつきながらお酒を飲むのが一般的なのだと言う。そして、このタパスのレベルが高い。しかも1つ1つが安いのでたくさんの種類をちょっとずつたくさん食べられるのだそうだ。つまり、酒飲みには天国なのである。だからもうそれが目的でスペインにやってきたみたいなところがあって、東欧では自炊や主食のケバブで食費を抑えてきたのに、ここに来て食欲が大爆発してしまい、盛大に散財することになってしまった。

その中でも特に美味しかったお店をせっかくなのでご紹介。たまたま宿の近くにあって行ってみた、日本のテレビでも紹介されたことのあるvermuteria louというバル。
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ここは値段も安いし、びっくりするくらい美味しかった。
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名前は分からないがこの店の名物料理。ポテトの上に生ハムと半熟目玉焼き、フォアグラが乗った贅沢料理。
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タコ料理。これがシンプルだけど、タコが衝撃的に柔らかい。この店で一番美味いと思う。
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ピリ辛のムール貝。身が大きい。



普通に夫婦でベロベロに酔って帰った。



そしてそれだけでは飽き足らず翌日たまたま宿で知り合った旅人のシンタロウさん、ナツキさんの2人も誘って再訪問。
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やっぱり皆んなでワイワイ食べるほうが美味しい。
ちなみにナツキさんは、以前ジョージアのホステルで一度話したことがあって偶然の再会、シンタロウさんも共通の友人が10人近くいて、名前は聞いたことがあったので、満を持しての出会いとなった方だ。

この日は前日のタコと、ポテト料理に加えて、豆と牛肉の料理、シーフード入りのサラダも注文。
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これだけ食べて1人13ユーロで済むのが凄い。
旅人感覚的にはかなりの贅沢なのだが、もし日本でこれだけのものを食べると思うと劇的に安い。だからまあいいよね!そんな贅沢していないよね!と自分に言い訳をして食べた。


また別の日は、有名なバルセロナの市場「サンジョセップ市場」に出かけた。
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ここは肉、野菜、魚介類をはじめとする大きな市場だが、レストランやバーを併設していてその場で新鮮な料理が食べられたり、食べ歩きようにタパスを安価で販売したりしている。
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タパスは3〜5ユーロで、一個一個が安いため、ついあれもこれもと手を伸ばしてしまう。お菓子やフルーツジュースも有名で安いものは1ユーロ程度で買える。
この頃になるともはや金銭感覚は大崩壊している。
目の前を彩る美食のオンパレードに、すでにお金のことは考えなくなっていた。
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結局、ひとり12ユーロも食べてしまっていた。


にもかかわらず、こともあろか夜はモグネルおすすめのラーメン屋にまた4人で出かけた。
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日本人のオーナーさんが作る「ラーメンやひろ」。
バルセロナでも大人気店のようで、日本でも並んだことないような行列が出来ていた。
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スペインの人はゆっくりと食事するので回転が悪く結局席に座るまで1時間ちょっと待った。
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味噌ラーメン7.5ユーロ

海外のラーメン屋にしてはかなり高いレベルのラーメン。チャーシューも柔らかく、しかも日本食と言えば値段が高くなかなか手が出ないと相場が決まっているのに、ここのラーメンの値段設定はお財布にかなり優し目なのも日本人オーナーさんならではの配慮だろうか。

とにかく、全員1年近く日本を離れて旅しているバックパッカーなもんで、ほぼ全員が数ヶ月ぶりのラーメンで、会話もせず無我夢中で貪り食った。


はあ。結局日本食が1番美味い。


最終的にそういう結論になった。




おしまい

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