シータの故郷、ゴンドアへ : おみそれ！夫婦で世界一周の旅

晴れた！晴れたぞー！おーい！晴れたぞー！
昨日の夜に降った小雨で絶望的でしたが、朝にはすっかり晴れました！ああこれで行ける、ウシュグリ村へ。

ウシュグリ村とは、メスティアから2時間ほど山奥へ進んだ先にある小さな村です。
この村には昔「復讐の塔」という薄気味悪い塔が各家に隣接してそれぞれ建てられていました。
当時、身内が誰かから何かしらの被害を受けた時に加害者一族に必ず復讐する、血の掟という文化があったそうです。
そのため相手の一族が、復讐から身を守るため防衛用の役割として造られたのだと言われています。
そしてこの村はなんとラピュタのヒロイン、シータの故郷だとも言われているとかいないとか。
そこでは、ゴンドアという名前で登場していましたが回想シーンにチラッと映る風景がウシュグリじゃなかろうかとかなんとか。
ジブリに出て来るような素敵な雰囲気と、暗い時代背景を併せ持つ不思議な村。これは行かねば。

ここへ行くためには3泊4日くらいのトレッキングキャンプで行くか、車をチャーターするかの二択しかありませんので、そこはもうチャーターしちゃいました。もちろん。
相場は一台200ラリ（約9000円）ですが、宿の人と話をしたところ一台140ラリで行ってくれるとのこと！
私たち夫婦の他に、こうすけさんとホステルジョージアで知り合ってクタイシで合流したタカさんの4人で行くことが出来ました。

約2時間の道のりは凄まじい悪路、今回は酔い止め飲んだよ！

今は復讐の塔としては使われておらず、崩壊しているものもあれば、別の用途で利用しているお宅もありました。
時間が止まっているような少し寂しい雰囲気のある村ですが、そこにまた歴史を感じます。

帰りに、待機してくれていたドライバーと合流すると「あと4人乗るから安くする」と言ってくれて1人30ラリ（約1340円）になりました。
乗車率はかなり高くなりましたが、思っていたより安く行けて満足！なにより晴れてて良かった！

私たちは日帰りでしたが、ゲストハウスもたくさんあったので宿泊も全然可能です！
レストランやカフェはほぼありませんが・・・
でも、あの景色を朝見るのもまた乙だと思います〜！