さて、今私たちが滞在しているコーカサス地方。あまり日本では馴染みのない地域なので、今更ながら簡単にご紹介!

上にロシア、下にイラン、右にカスピ海、左にトルコ、にはさまれたこの地域です!
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この地域は多少複雑で、関係の悪い国同士が隣合っているため、旅行が少々大変です。
まず右のアゼルバイジャンと左のアルメニアは仲が悪いため、直接の往来はできません。アゼルバイジャンからアルメニアに行くためには一度ジョージアかイランを経由する必要があります。(イランはビザが必要なため、ジョージアが簡単。)またアルメニアはトルコとも仲が悪いため、一度アルメニアに行くと陸路でトルコに抜けたい場合は直接行くことができず、これもジョージアかイランの経由になります。(上記と同じくビザの問題でジョージアが楽。)

さて、上記を踏まえてジョージアにいる私たちは一旦アルメニアに観光に行き、再度ジョージアに戻る予定にしました!そのままトルコに抜けられればどれほど楽なことか…(^^;;
せめて、トルコかアゼルバイジャンのどっちかとは仲直りしてくれアルメニア!!笑

ジョージアの首都トビリシからアルメニアの首都エレバンへは、バスか夜行列車でアクセスできます。私たちは宿代も浮くことから寝ながら移動できる夜行列車を選ぶことに!

トビリシの中心駅station squea駅からの発着のため、前日に切符を購入。一人当たりの料金と座席のカテゴリーはそれぞれ

一等車 92.10ラリ(約4000円)2人部屋
二等車 54.45ラリ(約2400円)4人部屋
三等車 37.09ラリ(約1600円)開放寝台

となっています。(2016年7月1日現在)

もちろん貧乏旅の私たちは迷わず三等を選択!
ひとり1600円で移動と宿泊が一気にできるならお得なもんです。(それにしてもこの端数の料金設定はなんなんでしょう?w)

出発は夜22時16分。夜21時まで宿にいさせていただいて、いざ駅に向かって出発!
…が!1日中カンカン照りだったのに、突然の雷雨!見たことも無いくらいの豪雨で、見る見るうちに前の通りがプチ洪水状態…Σ(゚д゚lll)
駅までは歩いて10分ほどですが到底外に出れるレベルではなく、途方に暮れる2人。以前インドでバスに乗り遅れる事件があったため、1時間前行動を心がけている我々、冷や冷やしながら雨が収まるの待ちます。幸い30分ほどで上がったので、今だ!とばかりに出発しました。

足はびしょ濡れになりましたが、無事駅にも到着し、電車に乗り込みました。車両は簡素な作りですが、インドなんかに比べると綺麗です。

出発してすぐ、パスポートの回収があります。
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しばらくして出国スタンプを押されて戻ってきました!審査も荷物検査も何もなく、これは楽だ!!あとはひたすら寝るだけか、と思いきや、ビザ申請書の記入がありました。
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ちょいちょいと書き上げて爆睡しました。

2時間半後、国境の駅に到着。
眠い目を擦りながら、外国人だけ降ろされます。パスポートを持って駅にあるビザオフィスへ。外国人は10人ほどでしたが40分くらい待たされてようやくビザ発給と相成りました。
ビザ代金はアルメニアドラム、ジョージアラリ、USドルのいづれかで支払いが可能です。
私たちはひとり分のビザ代金をドラムで支払い(3000ドラム)、もうひとり分はドラムを持っていなかったためラリで払おうとしましたが、この時のレートで3000ドラム=15ラリにも関わらず、3000ドラム=20ラリで請求されました。ちなみにUSドルを確認したところ3000ドラム=7ドルでの請求で、20ラリ=8.6ドルより安かったため、結局ドルで支払いました。
まとめると、レートの良さはドラム>ドル>ラリとなります!参考までに!

あとは寝て到着を待つだけ!
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なぜか他の乗客はシーツや掛け布団を使っているにも関わらず、私たちはどこを見ても見当たらず。まあそんなに寒くなかったのでそのまま寝ましたが、朝方到着間際になってから寒さで目が覚めました。。
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無事に17カ国目アルメニア到着です!

おしまい
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